2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
(だいたいの意味) 「識別符号」とは、人や機関などを識別するための、文字・番号・記号などのことです。コンピューターでの情報処理がしやすいように割り振られることが多いと思います。 具体的には、IDやパスワードを示すこともありますし、各法律の規定…
(そもそも、どんな法律なのか) 不正アクセス禁止法は、コンピューターやシステムに不正に侵入する行為を禁止する法律です。他人のIDやパスワードを不正に入手したり、サイバー攻撃によってセキュリティを突破したりすることで、システム等に侵入することが…
(9月13日の河野デジタル大臣会見) 昨日、発言概要がアップされた9月13日の河野デジタル大臣の会見で、契約書面の電子化とクーリングオフの起算点について、繰り返し質問がされていました。昨年改正された特定商取引法に関することらしいのですが、まず…
(だいたいの意味) 法令用語に限らず「サイバー◯◯」というような言葉を最近よく耳にしますが、だいたいは、インターネットの◯◯という意味と思っていれば良いかと思います。 自分でも、ややいい加減かなと思ったのですが、weblio英和辞典で「cyber-」の意味…
(そもそも、どんな法律なのか) サイバーセキュリティ基本法は、サイバーセキュリティに関する施策について、基本理念や施策の基本となる事項を定めた法律です。 世界的規模でのサイバーセキュリティに対する脅威の深刻化などを背景に、議員立法として提出…
(だいたいの意味) 「個人番号カード」は、マイナンバーカードのことです。 マイナンバーカードには、氏名、住所などの情報が電磁的に記録されていて、これらの情報がデジタルでの手続などの際に、電子証明書として利用することができます。 氏名、住所など…
(だいたいの意味) 「光ディスク」というのは、DVDやCDのことです。磁気テープや磁気ディスクと違って、今も使われてる記録媒体なので、詳しい説明は不要かと思います。 なお、現在、より多く記録媒体として使われていると思われるUSBメモリは、法令上は、…
(だいたいの意味) 「磁気ディスク」というのは、フロッピーディスクやハードディスクのことです。フロッピーディスクについては、ハードディスクに対して、フレキシブルディスクと呼ぶこともあります。法律上の「磁気ディスク」の規定だけだと、どちらを指…
(だいたいの意味) 「磁気テープ」というのは、カセットテープやビデオテープのことです、といえば、一定の年齢以上の人は分かると思うのですが、いかがでしょうか。。音楽録音用のカセットテープも見たことがない人には説明がしにくいのですが、昔使われて…
(だいたいの意味) 「ファイル」という言葉は、テキストファイル、エクセルファイルなど、なんとなく使っていますが、IT関連の用語としては、データをコンピューターで扱うための一定のかたまりとしての単位のことです。法令用語の「ファイル」も、このよう…
(だいたいの意味) 「記録媒体」というのは、DVDやUSBメモリなどの、データを保存する媒体のことです。より明確に「電磁的記録媒体」としている例や、「磁気ディスク」等の個別の名称で規定されている場合もありますが、コンピューターで読み込んで使うこと…
(だいたいの意味) 「電磁的記録」は、コンピューターで作成したデータのことです。 人間の目では見えませんが、コンピューターで読み込むことで使用できるデータということを念頭に置いて、「人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録…
(だいたいの意味) 法令上、「電子情報処理組織」とあるのは、コンピューターを繋いだシステムのことと思ってもらえればいいのかなと思います。システムに限らず、コンピューターを繋いで情報をやり取りする場合には、メールやクラウドサービスの利用なども…
(だいたいの意味) 法令上、「電子計算機」あるのは、コンピューターのことです。「コンピューター」と規定する法律もあるのですが、圧倒的に「電子計算機」が多いです。(e-gov法令検索で検索してみると、「コンピューター」は55件、「電子計算機」は1217…
(だいたいの意味) 「デジタル化に関する法令用語」というように、デジタルという言葉を何気なく使っていますが、そもそもどういう意味なのでしょうか。 デジタルと検索すれば、いろいろな説明が出てくると思いますが、 情報を段階的に区切って表すことで、…
(公金受取口座の自治体への情報提供が開始) 昨日、発言概要がアップされた9月9日の河野デジタル大臣の会見で、デジタル庁から地方自治体への公金受取口座の情報提供を10月から開始するとの発表がされました。年度内を予定していたものを、前倒しで開始す…
(そもそも、どんな法律なのか) 個人情報保護法について、見てきましたが、そもそもどんな法律なのか、改めて確認した上で、デジタル化に関連の深い制度を見てみたいと思います。 まず、個人情報保護法は、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を…
(個人情報保護法の改正(2021年)) 前回、2020年の個人情報保護法の改正について、データの利活用の促進のための改正を中心にご紹介しましたが、2021年のデジタル社会形成整備法での個人情報関係3法の統合について、今回は見てみたいと思います。 以前の…
(個人情報保護法の改正(2020年)) これまで、デジタル化に伴う、データの利活用に関しては、官民データ活用促進基本法などを見てきたところですが、個人情報の扱いが重要なテーマとなります。 個人情報保護法は、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権…
(デジタル法制審査の前倒し) 先日、デジタル庁が、デジタル法制審査を発足との記事が出ていました。記事の内容を見ると、デジタル臨調の「一括見直しプラン」にあった「法令等のデジタル原則の確認プロセス」を前倒しするという内容のようです。 xtech.nik…
(第13回作業部会の議事内容) 早いもので、もう9月になって、先月のことになってしまいましたが、8月30日に、デジタル臨調の作業部会(第13回)が開催されました。 今回の作業部会の議事は、以下のようになっています。 議事 1.FD等の記録媒体を…
(e-文書法に基づく環境省令) 前二回に続いて、e-文書法の「主務省令」について見ていきたいと思います。 e-文書法に基づく「主務省令」について、環境省では、個別法を対象としたものと、通則法的なものとの、両方を定めているようでしたので、今回は、環…
(e-文書法に基づく法務省令) 前回に続いて、e-文書法の「主務省令」について見ていきたいと思います。 建制順に、総務省をと思ったのですが、e-文書法に基づく総務省の「主務省令」は、個別法を対象としたものが複数あるという感じで、通則法的なものはな…